Skip to content
LingunAI
Explore
Legends & history

こおった湖のかね

The Bell on the Frozen Lake

B1 · Intermediate · 1 min read

むかし、山の谷にあった村が、湖の水の下にしずんだと言われています。村のかねだけが助かって、北の岸の柱にさがっていました。

羊飼いの少女ルカは、十二さいで、谷でおじいさんのベラと暮らしていました。おじいさんの決まりはこうでした。「日がくれてから、こおった湖をわたってはいけないよ。古い村があるところは、氷がうすいからね。」でも、ある晩、子羊がにげて、ルカが見つけたときには、太陽がしずみかけていました。ルカは二十ぴきのひつじを連れて氷の上に出ました。

湖の真ん中で、こい霧がおりてきました。ルカには、どちらの岸も見えませんでした。氷はうめいて、ひびが入り、ひつじたちがなきはじめました。ルカは、おじいさんのもうひとつの決まりを思い出しました。「道にまよったら、じっと立って、耳をすますんだよ。」ルカはじっと立ちました。遠くで、低いかねが鳴りはじめました。

音のほうへ歩くと、氷はもちこたえました。岸では、かねが柱にさがっていて、近くにはだれもいませんでした。ベラがランタンを持って走って来ました。「わたしは鳴らしていないよ」と言いました。「だれも鳴らしていない。」

それから、谷の子どもたちが最初に習うのは、これです。霧の中では、じっと立って、耳をすますこと。

Sign in to save words and sentences from this story as flashcards.

Read it at B2 Same story, a little harder.

More stories