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夏を追いかけた鳥

The Bird That Chased Summer

A2 · Elementary · 1 min read

キリは若いキョクアジサシでした。六月に、遠い北の岩の島で生まれました。そこでは、夏に太陽がしずみません。りょうしんは小さな銀色の魚を運んで来て、キリはすぐに大きくなりました。八月、鳥たちは南へ向かい、キリはりょうしんと、つめたい海の上を飛びました。

四日目に、あらしがキリをりょうしんから遠くへふき飛ばしました。三日間、ひとりで飛びました。おなかがすいて、つかれていました。魚をとりに海にもぐると、カモメがおいかけて来ましたが、キリのほうが速かったです。昼は太陽を見て、夜は星を見て飛びました。

何か月もたって、遠い南に着きました。そこはまた夏で、何千羽もの鳥が魚をとっていました。春になると、また北へ向かいました。生まれて三年目の夏に、自分の島におりて、あいてを見つけて、たまごをうみました。

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