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Humor

ふたつのサプライズ

The Double Surprise

B1 · Intermediate · 1 min read

先週の土曜日は、友だちのパヴェルとナディアの、十年目の記念日で、ふたりとも同じことを考えていました。パヴェルは、ナディアのために、サプライズパーティーをよういしました。ナディアも、パヴェルのために、サプライズパーティーをよういしました。パヴェルは、九時まで会議があると言い、ナディアは、九時まで仕事の食事会があると言いました。そして、ふたりとも友だちに、アパートにかくれるようにたのみました。

八時半に、わたしは合いカギでケーキを運び入れました。くらくて、ささやき声が聞こえました。人びとは、ソファのうしろや、テーブルの下や、おふろ、クローゼットの中にかくれていました。わたしは、知らない男の人のとなりのクローゼットに入りました。「パヴェルの側の人?」とその人がささやきました。「いいえ、ナディアの側です」とわたしもささやきました。ちんもくがありました。「じゃあ、だれがだれをおどろかせるの?」とその人は言いました。

だれかがくしゃみをして、風船が割れて、カギが回りました。パヴェルとナディアがいっしょに入って来て、三十人が「サプライズ!」とさけびました。ふたりは、人びとと、おたがいを見つめました。それから、わらいはじめて、五分間とまりませんでした。

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