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Everyday life

赤い手ぶくろ

The Red Glove

B1 · Intermediate · 1 min read

ある雪の朝、橋の上に、赤い手ぶくろが片方だけ落ちていました。学校へ行く男の子が、それをひろって、持ち主に見えるように手すりにかけました。しばらくして、女の人が通りかかって、手ぶくろに気づき、もう少し高いところ、街灯にかけかえました。そうすれば、もっと遠くから見えるからです。次の日、パン屋さんが、メモをそえて、それをフェンスにとめました。メモには「これは、あなたのですか」と書いてありました。

何週間かたって、雪がとけました。春のある日、ヌールという女の子がフェンスの前を通りかかって、立ち止まりました。女の子は、すぐにその手ぶくろがわかりました。おじいさんの手ぶくろでした。おじいさんは冬にそれをなくしましたが、「さびしい」と人に言うのがはずかしかったのです。ヌールは、手ぶくろを家に持って帰って、おじいさんの手にのせました。手ぶくろを動かした人たちは、だれも、このお話のおわりを知りませんでした。

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