エヴァは高い木の見張り台から森を見ています。夏の終わりで、とてもかわいています。六時に、無線が言います。八人の子どもと先生が黒い谷でまいごになっています。九時十分に、エヴァは遠くに小さな火を見ます。山火事がこわくて、消防隊に電話します。それから二つめの火と三つめの火が見えます。三つの火は三角形です。
エヴァは立ち止まります。三角形の三つの火は、古い合図です。「わたしたちはまいごです。ここにいます。」去年の夏、エヴァは子どもたちにそれを教えました。これは山火事ではありません。子どもたちです!
エヴァは無線で救助の人に道を教えて、大きなランプを谷にむけます。夜中の前に、無線が言います。「見つけました。九人ぜんいんです。」エヴァはすわって、わらって、泣きます。